「アメリカ西海岸出張記」

今春、アリゾナ州はフェニックスというところでアメリカレーザー学会が開かれました。そこでロサンゼルス経由でフェニックスまで出かけることにしました。最近、羽田空港から国際便が出るようになり、地方人としては大層、便利になりました。富山を夜の8時に出れば、羽田接続でスムーズにアメリカまで飛べます。

この日は富山空港のカウンターにたどり着いたのは20時10分発の東京便の出発25分前で、冷や汗をかきました(自宅から空港までは20分くらいなので、もっと早く行っていれば良かったのですが、空港ビルに近い場所の駐車スペースを狙って、前の到着便の乗客が出てくるタイミングを計って…)。キャリーバッグを転がしながら慌ててカウンターに行きました。発券ぎりぎりのタイミングだったのですが、しかし、ANAのベテランのお姉さんは、嫌みも言わず、てきぱきと、何と、フェニックスまでの3枚の搭乗券を発券してくれたのです。これには感激です。ロスで発券手続きをしなくても済むのです。ただ、荷物はロスでピックアップしてほしいとのこと。
1時間後には無事羽田に着き、空港の通路を歩いて行くと途中で国際線乗り継ぎのゲートがあり、ここを通って1階に行くとバス乗り場がありました。国際線乗り継ぎバスの乗客は私たちを含めて4人でしたが、すぐに出発しました。空港ビルの間をぐるぐると何回も廻りながら行くので気持ち悪くなりましたが、3時間後には0時05分発のロサンゼルス行き全日空1006便に乗っていました。

フェニックスは砂漠とサボテンの町ですが、4月は思ったほど暑くありません。でも夏は40度以上で人間の住むところではないそうです。ですから住んでいるのはエイリアンばかりです。季節が春で良かったと思いました。
フェニックスではハンバーガーとステーキばかり食べていました。ステーキは熟成肉の分厚いやつ(300gほどあったでしょうか)をキャピタルグリルというお店で堪能しました。
そうそう、肝心の学会ですが、3日間滞在し、まじめに学会を聞いてきました。あ、1日はゴルフに行っていたか。

帰りはまた、ロサンゼルス経由なので、ロスでもう一泊してデイズニーランドへ行きました。
ここのデイズニーランドホテルに泊まると、一般の人より1時間早く入場できますので、その特典を使ってカリブの海賊、ホーンテッドマンション、スプラッシュマウンテンなど素早く堪能することができました。
午後よりとても混み始めたので、デイズニーランドを切り上げて、早めにホテルを出発し、空港へ向かいました。しかし、段取りが良かったのか(いつものことですが)、日本出発便の搭乗時刻の8時間ほど前に空港に着いてしまったのです。新しくなったトムブラッドレー空港はきれいでよかったのですが、カウンターがある待ち合いの空間にはちょっとした食べ物屋以外の気のきいたお店がありません。そこで早くチェックインをして中へ入りたいなと思いました。Eチケットはあるが、搭乗券はまだカウンターが開いていないのでゲットできません(ちょっと英語を使ってみました)。係員に聞いてみると全日空便は3時間前から手続き開始と言っていました。え、ここにまだ5時間もいるのかとがっかりしました。

しばらくソファーかベンチかわからないようなところに腰掛け、本を読んでいましたが、ふと、全日空のホームページからアプローチすれば搭乗券を印刷できるかもしれないというアイデアが頭をよぎりました。早速、iPad miniを開いて全日空のホームページを覗きました。いや、待て、日本のページではだめだと思い、ANAの北米版を開きました。ここでID, パスワードを入れ、予約ページを開くと、ちゃんと私の予約便が英語で出てきました。感激です。ここで、この画面を見せて中に入れないかと思い、ゲートの前に立っている、たよりなさそうな係員に聞くと、いや、印刷したものでないとだめだというのです。しばし、考えました。そうだ、キンコーズみたいなところがあれば、そこで印刷してもらえばいいと考え、Informationのおばさんに聞いてみました。そうすると1Fの端っこにそれらしいものがあるというのです。早速、一階へ降りて行って探してみるとありました、ありました。パソコンサービスをしているお店があったのです。“ハイ、ハロー、ここでプリントアウトもできるかい”とやる気のなさそうなアメリカンのおねえちゃんに聞いてみると、できるというのです。つぎはどうやってiPad miniから印刷してもらうかです、時間はたっぷりある、落ち着け、よく考えろ。自分に言い聞かせました。でも、iPad miniから直接、印刷するのはやっぱり難しそうです。メールで送ったりすればどうかなるかなとしばしの間、時差ぼけの頭で沈思黙考しました。そうか、よく考えたら、そこにおいてあるパソコンからANAの北米版ホームページにアクセスし、予約画面を印刷してもらえばいいと気がつきました。早速、Tryしてみるとこれができたのです。やってみるもんだ。感激です。ねえちゃんがアメリカンでも、何せ、私は搭乗券を発券できればいいのです。料金は締めて2ドルでした。やったぜ、ベイビー、俺は何と頭がいいんだろうと天にも昇る心地でした。
無事に税関も通過して中に入ってみると、たくさんお店も並んでいて、ラウンジも使え、自分の機転と神様に感謝です。