準備を整えて、さあ、と思った矢先、なんと患者第一号は私の兄だったのです。胃がんと大腸がんが見つかりました。このANKリンパ球療法が効果があればいいなと願っています。

と、ここまで書いたのは6年前でした。結論から言えば、兄は昨年、治療から5年が経ち、家族で全快祝いをしたそうです。平成24年に大腸癌が見つかり、友人の加納医師に亀田総合病院で手術をしてもらいました。一応、手術の前にANKのための採血を済ませておきました。胃がんも手術しました。そして術後にANK療法を1クール受けました。抗がん剤は一切しませんでした。術後の再発、転移はまったくなかったので嬉しい限りです。
 その後、これまでに大腸癌3人、胃癌1人、卵巣癌3人、乳癌1人の方がANK療法を受けました。このうち、現在、元気でおられるのは兄を含めて7人です。一番良い適応は、癌の塊を手術で全部取ってしまってからANKをする方法だと思います。