ケミカルピーリングのケミカルとは化学という意味で、ピーリングとは表面を削るという意味です。
すなわち、科学的な物質を用いて皮膚の角質層を削り、肌の状態を若返らせる治療法です。

かつて、フェノールという酸を用いてケミカルピーリングを行った時代がありましたが、日本人には酸が強すぎて色素沈着をきたし使えませんでした。
しかし、最近、形成外科医により、より弱い酸を用いた日本人に合ったシステムが開発されました。
それは、フルーツ酸と呼ばれるタイプの弱い酸を用いた方法で、普通の日常生活を送りながら治療ができるというものです。


例えば、レモンを魚の上にのせておくと、表面が白くなるのを見たことがあるでしょう。
あれは、酸でたんぱく質が凝固した状態になったもので、ケミカルピーリングは、これと同じことを皮膚の上で行うものです。
でも、非常に弱い酸なので、肌が傷つくことはありません。そのかわり、何回か回数を重ねることが必要になります。
また、角質層を削るため、紫外線の作用が皮膚に強く出やすいので、日焼け止めをしっかりと使い、直射日光をさけるように注意してください。

適応

  • ニキビ
  • ニキビ痕
  • 色素沈着
  • 小じわ
  • くすみ

施術の概要と流れ

  • 美顔コース
費 用 12,000円 ※コース中のイオン導入の種類により変動有
所要時間 20分程度
施術頻度 2週間から1ヶ月に1回 
リスク・副作用 痂疲ができること有、痂疲が取れた後一時色素沈着がみられること有
メイク 当日から可能(できれば翌日からがよい)
  • 洗顔しメイクを落とします。
  • ピーリング剤を塗布します。
  • 洗顔しピーリング剤を落とします。
  • ビタミンCイオン導入でお肌を整えます。
  • ニキビコース
費 用 13,000円 ※コース中のイオン導入の種類により変動有
所要時間 30分程度
施術頻度 2週間から1ヶ月に1回
リスク・副作用 痂疲ができること有、痂疲が取れた後一時色素沈着がみられること有
メイク 当日から可能(できれば翌日からがよい)
  • 洗顔しメイクを落とします。
  • ピーリング剤を塗布します。
  • 洗顔しピーリング剤を落とします。
  • 化膿しているニキビから膿を出します。
  • ビタミンCイオン導入でお肌を整えます。

副作用と注意事項

  • 副作用

処置後赤みが出る場合があります。
症状が出た場合でもほとんどの場合は2,3日で落ち着きますが、1週間たっても強い赤みが ある場合はご連絡ください。
反応が強めの出るうすい痂疲ができる場合があります。
通常は 2,3日で 自然に取れます。
痂疲がはがれた後に一時的に見られることがありますが、治療を継続することで改善します。

  • 注意事項

ケミカルピーリングの治療期間中は角質を削る為、紫外線から肌を守る力が弱くなっているので直射日光は避けてください。
お出かけの際は必ず日焼け止めをご利用下さい。
肌の水分を保つ力を保つ力が弱くなっているので、保湿をしっかりおこなってください。