| おすすめは? |
診察ではその患者さんに適した治療の選択肢をいくつか示すわけですが、その時にみなさんよく言われます。「どれが一番良いですか?」
私は答えます。「全部良いです」・・・たいてい笑われますね。
まあ冗談まじりではありますが、まるっきりのデタラメでもありません。というのも、それぞれの治療法はちゃんと理由があって存在するわけです。だからいくつも存在するのです。
そしてそれぞれには必ず長所、短所があります。それらを含めたうえで、その患者さんには何が最適なのかを探さなければいけません。たとえ理屈では最も理想的な治療法であっても、それを望まない患者さんに無理に行うわけにはいきません。美容医療なのですから。
目標はひとつでも、選択肢は様々です。
”AよりBが良い”それだけの話なら”A”はいらないことになりますもの。
例えば「東京へ行きたい」という人がいます。飛行機で行くもよし、列車でもよい。車、バイクを利用する手もある。時間はかかるけれど徒歩だってひとつの方法です。これらを組み合わせることもできる。ただひとつはっきりしていることは、”東京がこちらにやってくることはない”ということです。
目的地に向かうためには、まずは自らが一歩を踏み出すこと。
それがなによりも大切なことだと思うのです。
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| にきび跡治療の現況 |
クリニックではケミカルピーリングを軸にさまざまな治療を行なっています。なぜピーリングを軸にしているかというと、ニキビとニキビ跡は当然密接に関係しており、ニキビが出来やすい状態に陥ってしまった肌は”ニキビが長引く→跡が残る”といった悪循環を繰り返すため、この負のループを断ち切ることが重要だと考えるからです。
ニキビ跡には大きく分けて”色素沈着や赤み”など色の問題と、”凹凸”などの形の問題があると思います。これらはすべて炎症に起因するもので、シミ状になってしまったものは炎症性色素沈着であり、赤みは毛細血管拡張によるものです。
こうした”色の問題”はケミカルピーリングやビタミンCイオン導入治療で改善させることができる場合もありますが、程度の強い症例ではさらにトレチノインの外用、フォトフェイシャルやジェネシスなどの光治療の併用、より強いTCAピーリングなどを行ないます。
ニキビ跡の凹凸は強い炎症により生じた瘢痕であり、いわばニキビによりできた傷跡です。傷跡をゼロにすることはニキビ以外の場合でも極めて難しく、そのためいかに目立たなくするかを目標に治療に臨むことがほとんどです。
個人的には最も効果的なのは炭酸ガスレーザーで削る方法だと思っていますが、どうしても術後のダウンタイムが難点のひとつなので、治療計画をしっかりたてて行うことが必要です。
しかし現在は最新のレーザーであるアファームや、特殊な極細の針で肌を活性化させるダーマローラーなどできるだけダウンタイムの少ない治療も登場してきており、その選択の幅は以前よりも確実に広くなりました。
”ニキビは青春の証”という言葉がありますが、これ本人の口から聞いたことありませんよね。”ニキビとニキビ跡”、本人にとっては切実な問題ですね。
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| レーザー後色素沈着について |
「レーザーでシミを取ったが、その後また色がついた!」という話はそう珍しくはありませんし、実際私もそうなったことがあります。
今はもうキレイになっていますけどね。
”シミ取りのつもりがシミになった”なんて何のこっちゃシャレにもなりませんが、これがレーザー後色素沈着というものなのです。
レーザーというのは非常に高いエネルギーなのですが、正常組織にはダメージを与えずターゲットのみを破壊することができる素晴しいものです。
例えばルビーレーザーを黒い色紙に照射すると、紙は破れずに黒い色だけが消えます。この高いエネルギーが何らかの刺激となってレーザー後色素沈着を生ずるのではないかと考えられていますが、じつは明確な理由はわかっていません。
色素沈着になりやすい方と、逆にまったくならない方、その中間の方などさまざまですので、複数の要因が絡み合っているのだと思います。
自分の経験上レーザー後色素沈着は消えていきますが、それには早い遅いがあります。この経過の中で非常に重要なことは、”患部に摩擦などの刺激を与えない”ことです。洗顔やお化粧はもちろんですが、ハイドロキノンやトレチノインといった薬を外用する場合も患部にすり込むようにせず、手によくのばしてから優しく置くようにつけることが大切です。
日常のお肌の扱い方は経過に大きく影響しますので、しっかりとケアすることがとても大切です。
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| 続 二重まぶたに関する誤解 「取れない?」 |
「取れたりしませんか?」・・・非常に良くある質問です。
結論から言いましょう・・・「取れることもあります。」
と、これでおしまいでは身もふたもないので、もう少し詳しくお話しますと、全切開による場合は別として、埋没法や小切開法ではラインが浅くなることがあります。
たくさんの症例を経験するほど、数は多くないもののそういう場合にも遭遇することがあります。
どんな手術でも術後に患部をできるだけ安静に保つことが大切であるのは言うまでもありません。
しかしまぶたは手術直後から動きっぱなしです。安静を保っているのはまばたきをしない眠っている時だけ。心臓の次に動きっぱなし。
こんな部位は他にはありません。
そう考えると、細い糸を用いて行われる二重まぶたの手術というのは、じつはすごい事だというのがおわかりいただけるでしょうか。
さらに、ラインを安定させるため手術法には様々な工夫がなされてきました。それぞれの術式はその医師の経験や考えにもとづいて考案されたものなので、どれが良くてどれがダメと簡単に言えるものではないと思います。個人的には、患者さん自身が実際に医師から話を聞かれて、納得された方法を選択されれば良いのではないかと思います。
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| 美容医療を含めたアンチエイジング医療の正しいとらえ方 |
何も難しく考えることはありません。
できることから始める。そしてできるだけ続ける。
「どうせ、やったって・・・」これこそが大敵。
時間は常に前へ前へと進んでいます。それを止めることは誰にもできません。お肌の調子や体力など、誰しもがゆっくりと坂を下っていきます。しかし、そのスピードを遅くしたり、坂の少し上まで戻ったりさせることは可能なのです。逆にあきらめて何もしなければ、坂を下るスピードが増すことさえあります。
「100点満点がとれないなら勉強なんかしたって同じ」
そう思われますか?私は「NO」です。
勉強することを放棄してしまったら、やがて50点すら取れなくなるでしょう。そしてその時点でさらにあきらめてしまえば、覚えていた事もさらに忘れ、いずれ30〜40点しか取れなくなるかもしれません。
美容医療は”見た目のアンチエイジング”と言われています。
それは単にしみを取るだけとか、しわを目立たなくするなど部分的なことだけではなく、外観の悩みが改善したり、お肌が健康的になると、精神的にも元気に若々しくなるというのが事実だからだと思うのです。
これから取り組もうと思っておられる方、そうです遅すぎるということは決してありません。
そしれすでに取り組んでおられる方は、それが無駄ではないことを信じて頑張っていきましょう。
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| 紫外線のお話 |
日差しがキツくなってきましたね。
今回はあらためて紫外線対策がいかに大切かというお話です。
お肌の老化はその約8割が紫外線(特に紫外線B)による光老化といわれています。
紫外線の影響は数分間光を浴びただけでもあり、それは細胞の遺伝子(DNA)に多数の傷をつけてしまいます。
もちろん、身体にはこのダメージを回復させるシステムがあるわけですが、それが間に合わなければダメージはどんどん蓄積することになります。
紫外線を完全に避けることはできませんし、そこまで求めても日常生活上ナンセンスだと思います。
そこで重要なことは、日焼け止めと使用することと、お肌に抗酸化物質を補給しできるだけ早くダメージを回復させることです。
これまで無防備だった方、そして「今さら・・・」とおっしゃる方も、決して遅すぎるということはありません。
今のうちから是非対策をとるよう心がけてくださいね。
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| 二重まぶたに関する誤解 |
あふれるほどの情報量の弊害でしょうか?
よくある誤解をいくつか挙げてみましょう。
誤解その@
”二重の幅が広いほどパッチリした目になる”
”パッチリ”というのは本来目の見開き具合を指す言葉ですよね。
即ち、黒目の部分がたくさん出ているほど目は大きく見えますし、それが少なければ眠たいようなはっきりしない目になります。
目の見開き具合には眼瞼挙筋やミューラー筋などのまぶたを持ち上げる筋肉の働きが関係しますので、幅だけで決定されるものではありません。二重の幅は単に”幅”なだけです。
誤解そのA
”外国人はパッチリ二重”
また”パッチリ”が出てきましたが、これもその@と関係していることで、外国人は二重の幅が広くてパッチリしているという先入観がありませんか?雑誌や写真ではわかりにくいかもしれませんが、外国の方は眼窩脂肪などが少ないので、目の上がくぼんでいることが多いのです。そのくぼみに影ができるので、いかにも立派な二重に見えるのですが、実際の二重のラインは広くない場合が珍しくありません。
誤解そのB
”デザインを工夫すればどんな二重でも作れる”
人間の身体はそんなに単純ではありません。
ひとくちに二重まぶたといっても、そこには皮膚の厚み、脂肪の量、筋肉の動き・・・などなど、色んな要素が関係しているわけです。
横幅もあれば奥行きもある三次元構造なのですから、表面的なデザインだけでの対応にも限界があります。だから埋没法を希望される方でも切開法が理想的である場合も多いのです。
”たかが二重、されど二重”です。非常に奥が深い。
このことはある程度手術を経験した医師ならば誰しも感じることだと思います。
誤解そのC
”切開法は目立つ”
たしかに全切開法はそれなりに目立ちます。しかし通常の小切開法は大したことがありません。埋没法とあまり変わらないことが多いのです。逆を言えば、埋没法とて腫れることもあるし、内出血することもあるのです。生身の身体ですもの、そうなることもあります。
ですから、私は「埋没法は腫れない!」とは言えません。
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| 今一度、肝斑について(肝斑は化粧品では治りません) |
肝斑に関しては以前にもお話しましたが、いまだ非常に誤解の多いものでもあります。
”慢性の刺激にともなう色素沈着症である”という本質を見誤ってはいけません。そのため、”手をかける”ことが逆効果になってしまうこともあるのです。治そうと思って色々やっているのに、むしろ目立ってきている方おられませんか?要注意ですよ。
これ以上エステやお化粧品にたくさんの時間とお金を費やす前に一度診察におこしください。
医療機関での治療が必要なものと、そうではないものがあります。
お薬でないと治せないものと、そうではないものがあります。
それらを一緒にしないように気をつけてくださいね。
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| 自分の目で、耳でしっかり確かめましょう |
某テレビ番組の捏造事件が話題になりました。
どうやら以前から同様のことがあったようですね。
・・・テレビとは所詮そんなもんです。
捏造とまではいかなくても、ある部分だけが強調されているものです。そう、そんなもんです。
テレビやインターネットから得る情報は、あくまでひとつの参考くらいにしておかないといけないのでしょう。鵜呑みにせず、ひと呼吸おいて考えてみる。
やはり最終的には直接対話に勝るものなし、ですね。
実際に話を聞いてみることは本当に大切なことです。
病院やクリニック選びも同じです。まずは足を運んでみましょう。
自分の身体のことなのですから、あまり手間を惜しみすぎてはよくありませんからね。
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| 注入剤のアレルギーについて |
簡単に言うと”外敵の侵入に対する生体反応”。これがアレルギー反応と呼ばれるものです。
何を外敵とみなすかは人により違います。
また、”昨日の友は今日の敵”のごとく、以前は何ともなかったものでも、ある日を境に合わなくなることもあります。
かく言う私は金属の腕時計やアクセサリー類がダメで、生体親和性が高いと言われるチタン製でも同様なのです。
よく皆さんが心配されるのが注入剤を用いる場合なのですが、使用に先立ちアレルギーテストを必要とされるのはウシ由来コラーゲンだけです。(当クリニックで使用している注入剤については別ページに紹介していますので、そちらをごらんください(→注入剤について知ってください))
しかし、先に述べた理屈でいくと、他の物も必ず大丈夫であるとは言い切れないことになりますが、個人的にはこれまでに明らかに注入剤が原因と思われるアレルギー反応を示した症例の経験はありません。
つまり、要は確率論ということになるわけです。
アレルギーの有無がすべて瞬時にわかればよいのですが、実際はそうではありません。通常のテストでも判定まで4週間必要ですし、それを過ぎた後に反応が陽性となる場合も稀にあるので、例えテストを行ったとしても確立ゼロ%を保障できるものではないのです。
さて、そんなテストをすべての注入剤について、ましてや注射するたびに行うことは果たして現実的でしょうか?
できるだけ早くシワを目立たなくしたいという患者さんに、毎回「4週間あるいはそれ以上待ちなさい」とは言い難いものがあります。
ですから、確立が高いもの〜低いものと優先順位をつけて物事を考えることになります。
この原則は今回のテーマである注入剤に限ったことではなく、治療全般に言えることだと思います。
不安があって当たり前、だからこそ慎重にしたい、というのは患者さんも私達も同じ。
とはいえ、重箱の隅を突き過ぎて重箱に穴を開けてしまったり、石橋を叩き過ぎて渡る前に橋が崩れたり・・・なんて笑い話になりませんものね。
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| げに恐ろしきは○○的かな・・・ |
今回は診療内容に関してではなく、日々の診療を通した個人的な雑感を書いてみようと思います。
診療技術や医療機器類の進歩により、患者さんにとってできるだけ身体的負担の少ない治療が可能になってきました。
治療の選択の幅が広がったことは患者さんだけではなく、私達にとっても喜ばしいことです。
ところが少し困ったことも出てきました。
それは、ものすごく物事を簡単に考えてしまう方が珍しくなくなってきたことです。いくら手軽になったとはいえ医療行為にはかわりがないのですが、まるでゲームをリセットするかのような感覚しかない方が現実におられるのです。
インターネットや雑誌などに見られる広告や記事には治療の長所が強調されています。当クリニックのホームページも大げさにならないよう留意して作ってはいますが、長所や短所などもすべて含めてはとても載せ切れませんし、かといって短所をことさら強調したのでは脅かしてばかりと同じで、見ている人の気持ちまで暗くなってしまいますよね。
実際に受診していただけた際には、限られた範囲では提供しきれなかった情報も含めてお話しするよう努めているわけなのですが、どうしても先に述べたリセット感覚で固まってしまった方に遭遇する機会が以前に比べて明らかに増えたような気がしています。
日本美容外科学会のホームぺージにもあるように、悲観的思考過ぎるタイプの方は美容医療に適していないと従来より言われてきました。それは患者さんと私達双方にとって喜びやメリットがなくなってしまうからです。
そして、それと同じく、あるいはそれ以上に気に留めなければならないのが、最近増加傾向にある超簡単思考タイプの方ではないかと感じています。
私達もできるだけわかりやすく情報提供するよう心がけていますので、巷に溢れる情報に飲み込まれないよう皆さんも心がけてくださいね。
げに恐ろしきは”短絡的”かな・・・
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| Are You Happy? |
単に語呂の勢いだけのタイトルですが…
今回は最新のフェザーリフト”ハッピーリフト”についてのお話です。
すでにご存知のように、たるみの治療として特殊な糸『APTOS』で引き締めるフェザーリフトがありますが、何本も何本もお顔に埋め込んでいくということに抵抗があった方は少なくないと思います。
私自身もじつはそうです。なので、ある程度以上にどんどんお勧めしたことがありませんでした。
そこへ登場したのが『溶けるAPTOS:ハッピーリフト』です。
最大の違いは糸の色がほぼ透明であることと、糸が溶けることです。
”溶ける”と言うといかにも頼りなく聞こえますが、それは皮下に支えとなるコラーゲンのトンネルが形成された後ですし、何より最終的に異物が残らないというのが大きな利点だと感じています。
とはいえ、ひとくちに”たるみ”と言っても様々な状態がありますので、APTOS同様すべてのたるみに適応があるわけではありませんから、手術に際しては診察が重要であることは言うまでもありません。
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| 第6回日本抗加齢医学会総会に参加して(5月19、20日於東京) |
最近、アンチエイジングという言葉を非常によく見聞きするようになりましたが、本来その領域は極めて幅広く、美容医療に限らず身体のすべてが対象となっているため、学会には内科系、外科系を問わず数多くの医師や研究者など様々な分野の方々が参加されていました。
今、盛んに言われているメタボリックシンドロームも重要なテーマでしたし、じつはこれらも美容医療と無関係ではないのだということも感じました。
普段の治療を通して本当の意味での”若々しい”を目指したい自分としては、たくさんの興味深い話を聞くことができました。
それらをここですべて紹介することはとてもできませんが、美肌作りに限ってみても重要なポイントはいくつかあります。
@抗酸化ビタミンの摂取は大切。
Aサプリメントは必要なものを必要な分だけ。
B体に良いものでも過ぎたるは及ばざるがごとし。
C日頃のケアが加齢現象を遅らせる。
D早め早めの対策が大切。
E煙草は吸わない。
F紫外線対策を。
どれも当たり前のようですが、実行できるか否かが鍵です。
しかも継続してです。
「えーっ!ずっとですか!」そう言われる方は少なくありません。
そうです。そのとうりなのです。生きていくうえで加齢を止めることはできません。しかし、それを遅らせることは可能なのです。
アンチエイジングとは不老不死を意味するものではありません。
加齢という時の流れをコントロールし、ライフスタイルの質を高めていくことを目的とするものです。
時間は常に前へと進んでいます。ですから、”何もしなければ何も変わらない”ではなく、”何もしなければ後退していく”ことになります。
自分なりのペースでも構いません。ゆっくりでも、しかし確実に歩み始めてみませんか。私達はそのお手伝いをさせていただきます。
気になることがあれば、まずは気軽に相談してくださいね。
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| 毛穴の開きについて |
今回もまたテーマが大きいですねえ・・・
しかし、できるだけ簡潔明瞭に書いてみたいと思います。
毛穴=皮脂腺の開口部でもあるわけなので、通常でも皮脂の分泌が活発な、いわゆるTゾーンを中心に目立つことが多いのですが、過去にニキビがひどかった方では、それだけ皮脂の分泌が他の部分も活発なため、頬全体に目立つことも珍しくありません。また、細かなニキビ跡も混じることで余計に目立っていることがあります。
さて、なぜ目立つのか?主な原因をあげてみると
@皮脂の分泌が多い(皮脂腺の働きが活発)
A強い洗顔など過度の刺激により色素沈着を来してしまった
Bお肌のたるみにより毛穴が引き伸ばされて見える
などが考えられます。
そしてこれらの原因は単独ではなく、それぞれが合わさっていることが多いのです。ですから、治療もひとつだけの手段ではなく、いくつかを組み合わせて行なうことが重要であり、より効果的であると考えます。
実際の治療ではケミカルピーリングやトレチノイン外用、そしてこれらにIPL、ジェネシス、アレキサンドライトなどのレーザーを併用することが理想的です。また、カーボンを塗ってからレーザーを照射する治療もあります。
治療技術は確かに進歩しています。しかし、肌質改善は体質改善と同じく、そう簡単にパパッといくものではありませんので、じっくりと治療に取り組むことが大切です。
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| シミの治療A |
今回は「肝班」についてです。
変わった名前ですが、これも俗に言うシミとして非常に多いものです。
頬部やこめかみ、前額部など下に骨が触れやすい部分にほぼ左右対称に見られるのが特徴です。先にお話した老人性色素斑が丸い形をしていることが多いのに比べその形は不定で、色の濃さや範囲もばらつきがあります。
原因は単一ではなく、ホルモンや紫外線など複数の要因が絡み合って生ずると考えられていますが、じつはその中で最も重要なのが普段のお肌の扱い方なのです。つまり、お化粧や洗顔、マッサージなどで過度の刺激を与えることによりわずかな炎症が起こり、それが慢性的に繰り返されることで生ずる色素沈着なのです。このため、シミの中に毛細血管の拡張による赤みが点在することがあります。
患者さんによく話しを聞いてみると、ほとんどの人が何らかの形でお肌を刺激していた経験があるのです。その反面、「え?そんなにこすってないんですけど・・・」と言われることも珍しくないのですが、肌質は千差万別ですし、力の加減などはもっと個人差がありますよね。自分で思う以上にお肌に負担がかかっていたわけなのです。例えは悪いですが、「そんなに飲んでない!」と言いながら実は酔っぱらっている人いませんか?
肝班の治療で重要なのは、”すぐにレーザーを照射しない”ということと、”適切なお肌の扱い方を身につけること”です。まず、外用薬や内服薬、ビタミンCイオン導入などで慢性の色素沈着を脱しなければいけません。そのうえで、必要であれば光治療やケミカルピーリングなどを併用するのが理想的です。
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| シミの治療 |
前回はホクロのお話しでしたので、今回はシミに関してお話しようと思います。
とはいえ、これがじつに奥が深い。なので、今回は老人性色素斑に限ってのお話です。いわゆるシミと称して混同されている炎症後色素沈着や後天性のアザ、肝斑などは、また機会をあらためてにしたいと思います。
主として頬部などの露出部にみられる円形で盛り上がりのない褐色斑をシミと呼んでいますが、正式には老人性色素斑と呼びます。
老人性・・・ずいぶんガックリきてしまう名前ですが、20歳代だからといって「私には関係ないわ」というものではありません。紫外線をたくさん浴びた経験のある方では、早いうちから出てくることもあります。
ごく稀な例を除き1回のルビーレーザー治療で取れますが、これは単にメラニンがそこに過剰に存在するだけではなく、皮膚の代謝低下つまりターンオーバーの遅延化が根本にありますので、それを回復させるためのケアも非常に大切です。せっかくレーザーできれいに取れても、その後まったく何もしないでいると、いずれ再びシミが出来てしまうことがあるわけです。
もう一点、レーザー後には色素沈着が生ずる場合があることも忘れてはなりません。これは一過性のものなので心配はいらないのですが、お肌の扱い方が適切でないと長引くことがありますので、そういった意味でも、特にお肌の老化が目立つ方や、お肌のコンディションがよくない方などではレーザー後のケアを無視することはできません。
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| ホクロの治療について |
今回はクリニックでの治療で最も多いもののひとつであるホクロの治療についてあらためてお話しようと思います。内容は良性のホクロに限ってのものです。
まず、指で触って分かるような盛り上がりのあるホクロは炭酸ガスレーザーで取ります。この場合、ホクロは1回で取れますが、特に深くまで色があるものはそれだけ深く削る必要がありますので、最終的に少し凹んだ跡になることがあります。ちょうど水痘の跡のような感じでしょうか。逆に上口唇など髭のある部位では少し盛り上がった跡になることもあります。ともにホクロの直径を大きく超えるような跡ではありませんし、多くの場合はこのような跡も残らないのですが、中には難しい症例もあるのが現状です。
盛り上がりのないようなホクロはルビーレーザーで治療します。
こういうホクロの場合、顔や体に数ヵ所以上あることがほとんどですので、これらをすべて削って取っていては跡がたくさん残る可能性が高くなってしまいます。特に治療部位が顔ならばなおさらそういう事態は避けたいのが当然です。
ルビーレーザーは周囲の組織を傷つけずにホクロだけを少しずつ薄く目立たなくしていくものです。治療回数は平均5〜6回ですが、それ以上の回数が必要なこともあります。「時間がかかるからダメだ」というのではなく、「時間をかけて」次第に綺麗にしていくわけですが、最終的に完全に消えるものもあれば、どうしてもわずかな色が残るものもあります。
しかし、”ホクロはなくなったけど跡がたくさん残った”というより、そのホクロがお化粧で隠れる程度であったり、ほとんどわからないようなものであれば、そちらの方がメリットが大きいように思うのですがいかがですか?じつは私自身そう思って時々自分にレーザーしているもので。整容的要素が大きいものは、デリケートに考えたいものですね。
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| タイトニングとリフティング |
「たるみが気になる」→フェイスリフト→はい、完了!
こんな単純なものではないことは、どなたにも分かることだと思います。
老化やお肌の衰えは、ある日突然に襲ってくるわけではありません。
ある日を境に目立ってくるのです。
まるでコップの中の水が次第に溜まっていき、ある日を境にとうとう溢れ出してしまうかのようなものです。
物事には順序があります。お肌もいきなりたるんでしまうわけではなく、張りが失われるなど質感の変化から始まっていくのです。
ですから、初期の段階でのケアが非常に大切であるのは言うまでもなく、相談に来られた患者さんの状態がどの段階に該当するのかを診察し、よく理解してもらうことが重要だと思います。
タイトニングとは、お肌の張りを取り戻すことを意味します。
比較的初期の段階にある方は、トレチノインやケミカルピーリングなどでこれを実現し、次第に程度が進むに従いレーザーや手術を併用しリフトアップをはかることが必要になります。だからこそ様々な治療手段があるわけです。どれが良くてどれが悪いかではなく、ケースバイケースということですね。
究極はやはりフェイスリフトでしょう。しかし、お肌そのものに張りがない状態では、決して若々しくは見えません。ただ下から上へ上げただけです。
タイトニングとリフティング。それぞれが重要であると共に、これらは互いに密接に関係した意味を持っているのです。
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| 時代はトータルアンチエイジング |
10月9日、10日に横浜にて開催された第28回日本美容外科学会に参加してきました。
手術だけにとどまらず、レーザーをはじめとする光治療や美容皮膚科など多岐にわたる発表が行われていましたが、学会全体を通して感じたキーワードが表題のごとくです。
若々しさや美しさというのは様々な要素から成り立っているものであり、それを得るためには単に二重まぶたであればいいとか、鼻が高ければいいとか、シワだけなければいいとか、そういうことではなく、形態と共にお肌の質感が非常に重要だということなのです。
いくら最新の形をした車でも塗装が傷だらけでは魅力はありませんし、逆に新車でなくても非常に手入れの行き届いている車は魅力的に映るでしょう。
しごく当たり前のことなのですが、つい忘れてしまうことも少なくないのではないでしょうか? みなさんいかがですか?
トータルアンチエイジングという概念は、美容外科医や形成外科医の間に今後ますます浸透していくでしょうし、日進月歩のこの世界をできるだけわかりやすく患者さん方に伝えていきたいと思います。
これまで手術をメインとされていた先生が、「皮膚そのものの健康を差し置いて美容医療はあり得ない」というようなことを話されていたのが印象的でしたね。
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| 見た目は大事 |
「外見ばかりでなく中身が大切」というのはもちろんなのですが、初対面の人や、あまり話もしたことのない人ではどう判断しますか?その人の話し方や立ち振る舞いとともに、外見から受けるイメージというのも無視できないのではないかと思うのです。理想は別として、現実の社会ではやはりそうなのではないでしょうか。
なにも、”皆さんパッチリ二重にスッキリお鼻”にしましょう、ということではありません。じつはクリニックに来られる方には男性の方も少なくないのですが、そのなかで多い訴えが「顔のシミやイボ」なのです。ともに加齢にともなう症状のひとつですが、非常に数が多くなると見た目がいいとは言えません。特に男性はお化粧でカバーすることができませんので、ダイレクトに人の目に触れることになります。このような症状でクリニックを訪れた方が皆一様に言われるのが、「仕事上よく人と会うのだが、これでは見た目が良くないので」というものです。確かに、診察する側の私がしわくちゃのシミだらけでは説得力ないのと同じですね。
男性をメインに書きましたが、これは男女を問わない問題かもしれません。気になる方がおられましたら、あまり症状がひどくなられないうちにどうぞ気軽にクリニックへいらして下さい。
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| 見ると聞くでは大違い |
毎年のことですが、春先から夏にかけて「わきが、多汗症」の患者さんが特にたくさんクリニックへ来られます。
最近はインターネットのおかげでさまざまな情報を得ることが出来できる反面、情報が多過ぎてなんだかわけが分からなくなってしまうこともあります。
特に医療においては期待よりも不安の方が大きくなりがちで、せっかく色々と調べたのに、結局身動きがとれなくなってしまうケースが珍しくありません。
そこで、タイトルの言葉です。何百〜何千という文字から一方的に与えられる情報と、互いに言葉を交わしながら得ていく情報では、同じような内容でも随分と違うと思うのです。診察はできるだけ分かりやすく説明するように心がけていますので、お悩みの方は気を楽にもってクリニックへ一度いらしてください。
「まずは話だけ…」、それでいっこうにかまわないのです。扉の向こうにはいくつかの道があります。どの道をいつ進むかはみなさんの自由です。
まずは扉を開けてみましょう。そこからすべては始まります。
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| ひとことではなく、みことほど |
まずは前回ここでもご紹介したジェネシス&タイタンについてですが、予想はしていたものの、実際に施術を受けられる方が非常に多く少々驚きました。それだけニーズがあるということでしょうか、「機会があったらやってみたいな」と密かに思っておられる方が多いということなのでしょう。まぁ、私たちがお勧めしているというのもあるのですけどね。「下を向いた時の頬のたるみがなくなった」という患者さんの感想もあり、今後もさらに希望される方は増えていきそうな気配ですので、レーザーにも頑張って働いてもらわないと。
次はピアスのお話しです。とは言っても、今回はボディピアスです。中でも最もリクエストが多いのがヘソピアスです。基本的にはクリニックに用意してあるチタン製(バーベルタイプ)の物を使用しますが、希望があれば持参されたピアスを使用します。ただし、装飾の少ないシンプルな物にしてください。カーブドバーベルと呼ばれるゆるやかに曲がった物が理想的です。ヘソピアスはボディピアスの中でもピアスホールが完成するまで最も時間が掛かりますので、夏のファッションとして身につけたいとお考えの場合は、早めに受診されることをお勧めします。
ピアスでもうひとつ。舌ピアスについてです。舌は非常に血行がよい部位ですので、他の部位に比べて出血が多いのが特徴です。しばらく圧迫しておけば止血しますが、なかなか止まりにくい場合もあります。また、開ける位置をよく考えないと、歯に当たって不都合な場合がありますので、そのあたりを熟考してからされるのがよいと思います。
最後に脂肪溶解についてです。現在は、より効果的になるようにお薬のブレンドを改良したダイエットカクテルを用いて行っています。また、局所麻酔薬も入っていますので、注射時の痛みがさらに軽減しました。ただし、従来のお薬と同様に注射後は軽い炎症がおこりますので、数日は圧通や腫れがでることがありますが、少し炎症反応がある方が効果が良いように感じています。治療のペースや料金などは従来と特に変更はありません。
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| レーザーで肌質改善、リフトアップ |
新着情報のコーナーで紹介したように、このたび最新のレーザーを導入しました。日頃の診察のなかでよく感じることですが、たるみ、毛穴の開き、肌のきめなどで悩んでおられる方が非常に多いということです。効果的でより負担の少ない治療が望ましいのはどの場合でも共通だと思いますが特に手術的治療がメインとなる「たるみ」に関して、新たな選択肢が増えたことは大きいと思います。美容医療の世界はまさに日進月歩であると、あらためて感じます。
この最新機器は1台に2種類のレーザーを搭載しているので、単独のみならず、それぞれを組み合わせた複合的治療が可能です。ロングパルスヤグレーザーは主として肌質の改善や引きしめ、毛細血管拡張による赤みの改善などに使用されます。一方、タイタンと呼ばれるレーザーはリフトアップに用います。この場合、ヤグレーザーを併用するとさらに効果的であることがわかっています。
そして何よりダウンタイムがないのは大きなメリットだと感じています。
たしかに治療後は少しお肌に赤みがありますが、お化粧すればわかりませんし、数時間後には自然に消えてしまいます。患者さんの望む「目立たない」ということを治療に反映できるようにすることはとても重要だと思います。
ということで、クリニックにまた新たな戦力が加わりましたので、お悩みの方は是非お気軽にご相談くだい。
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| 夏だけではないのですよ |
クリニックのホームページにもあるように、特に紫外線の強いこの時期のケアはとても重要なことです。
しかし、夏だけ気をつければよいということではありません。
一般には3月〜9月頃までが1年を通じて最も紫外線が強い時期であるといわれています。
しかし、太陽は1年中出ているわけですし、雨の日でも真っ暗ということはないのですから、この時期以外は紫外線の影響を考慮しなくてよいかというと、そんなことはないのです。
もっとも簡単かつ大切な紫外線対策は、日焼け止めをつけることです。
それも季節や天候など状況にあわせて使い分けると、よりよいでしょう。
そのうえで、高濃度ビタミンCなどでのケアがより意味をなしてきます。
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| 刺青の治療はお早めに |
こんにちは、富山院の木村です。
暑いですねえ・・・いや、暑すぎますね。夏が暑いのは当たり前とはいうものの、人間の体温なみの気温はさすがに厳しいですね。
今回は刺青についてお話しようと思います。
じつは、刺青を消したいというご相談が、1年を通じて結構多いのです。
近年ファッションとしての刺青(TATTOO)が若い人を中心に広まり、もはや刺青は珍しいものではなくなってきました。その反面、やはり消したいという人も多くなっています。
クリニックでは複数のレーザーを組み合わせた治療を主に行っていますが、刺青が消えるまでには意外と時間がかかるということはあまり知られていません。実際、すぐに消えると思われて、何か予定のギリギリに来られる方もおられます。刺青は人により色素の種類や量、深さなどがバラバラなため、経過の個人差が大きいのが特徴なのです。
できるだけ傷跡を残さないように消すためには、時間的・精神的に余裕を持って望まれる必要がありますので、「消したい」とお考えの方や、「いずれ消そうかな」とお考えの方も、まずは一度ご相談ください。
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