■現在、アメリカで最も人気のある美容療法がボトックスです。
アメリカ美容形成外科学会によると、アメリカでは2000年中に1,096,611件のボトックス療法が行われたと記録されており、その圧倒的な人気を表しています。
なぜ、それほどまでにボトックスは人気があるのでしょう?それは治療を受けたことを誰にも知られないで、劇的な効果が得られるからです。
■ボトックスはA型ボツリヌス毒素を臨床に応用したもので、筋肉の過度の緊張をなくし、筋肉をリラックスさせる効果があります。これまでは眼瞼痙攣などの治療に用いられてきました。
ボトックスを表情ジワの原因となっている顔の筋肉に注射することにより、筋肉の緊張は取れ、シワがなくなり、肌に張りが出ます。
■ボトックスの最もよい適応となるのは、眉間のシワ、おでこの横シワ、カラスの足跡と呼ばれる目じりのシワなどですが、その他にも目をぱっちりとさせたい方や、口のまわりのシワ、首やあごのシワ、顔のエラや多汗症などにも効果があります。
■最近顔のエラの治療に関してボトックス注射が注目を集めています。
顔のエラは咬筋という筋肉が肥大したもので、これを改善させるには、以前ではあごの骨を削る手術や筋肉を切除することが必要でしたが、ボトックスは筋肉に注射するだけでこの筋肉を萎縮させ、すっきりとしたフェイスラインにすることが可能です。肥大した筋肉のみに注射するので、頬全体がこけてしまうようなことはありません。また、一度萎縮した筋肉はトレーニングしないかぎりもとに戻ることはないと言われています。
■ボトックスは注射後2〜3日で効果が出始め、7日以内に完全に効果が現れます。効果の持続時間には個人差がありますが、約4ヶ月〜半年ほどです。咬筋肥大に注射した場合にはさらに効果が持続します。効果を維持するためには、必要に応じて注射を繰り返し行います。
■ボトックスの副作用としては、まぶたが重く感じられたり、眉毛下垂などがありますが、これらは通常2週間ほどで改善していきます。副作用の危険性は、注射する筋肉により異なるため、治療前には医師が説明します。今までのところ、ボトックスにより永久的な副作用が現れた例は報告されていません。
■アメリカ以外の、イギリス製、中国製のボツリヌス毒素製剤もみられますが、これらは不純物が多く信頼性に欠けます。
現在、アメリカのアラガン社製のボトックスが最も安全です。
亀井医師は日本で数少ない、アラガン社より委託されたトレーナーとして、他医の指導にあたっています。
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