令和5年2月27日に、当院などで行なっている血小板を用いたシワ治療に対する悪意ある報道がなされました。大変残念でなりません。
この報道のきっかけは昨年の12月に共同通信社の岩村賢人記者が当院に取材に来られたことだと思われます。PRPF治療に関して私は1時間かけて岩村記者に丁寧に説明を行いました。すなわち、10年前よりこの治療を行なっていること、自分自身や木村医師も自分の顔に行なっていること、私の家内に対しても目の下やほうれい線に対して注射していること、クリニックのスタッフにも注射していること、そして何よりこの治療によって多くの患者さんに喜ばれていること、また、最初の治療から数年後に、前の注射が良かったから再度、別の部位に注射して欲しいと言ってこられる方が少なくないこと、などを説明しました。
さらに、この治療が再生医療法の法律に基づいて、きちんと審査を得て、厚労省の認可を得て行われていること、歴史は浅いが世界に誇れる日本発の素晴らしい技術であること、多くの医師がこの治療に参加してきていることなどを、日本美容外科学会雑誌の論文(私が投稿して受理掲載された)や雑誌形成外科の論文(掲載待機中)やクリニックの症例写真を示して理解を得るよう努力しました。
顔の深いシワに対して患者さんに効果があり、満足していただける治療は現在、なかなかありませんが、私は、これまで20数年間研究してきた結果、このPRPF治療が、手術やヒアルロン酸治療などよりも安全で良い治療法だと考えております。
一方的な報道に左右されず、私を信頼していただきたいと考えております。
令和5年3月2日 カメイクリニック2 亀井康二