ケミカルピーリングのケミカルとは化学という意味で、ピーリングとは表面を削るという意味です。すなわち、科学的な物質を用いて皮膚の角質層を削り、肌の状態を若返らせる治療法です。
■かつて、フェノールという酸を用いてケミカルピーリングを行った時代がありましたが、日本人には酸が強すぎて色素沈着をきたし使えませんでした。
しかし、最近、形成外科医により、より弱い酸を用いた日本人に合ったシステムが開発されました。それは、フルーツ酸と呼ばれるタイプの弱い酸を用いた方法で、普通の日常生活を送りながら治療ができるというものです。
■例えば、レモンを魚の上にのせておくと、表面が白くなるのを見たことがあるでしょう。あれは、酸でたんぱく質が凝固した状態になったもので、ケミカルピーリングは、これと同じことを皮膚の上で行うものです。でも、非常に弱い酸なので、肌が傷つくことはありません。そのかわり、何回か回数を重ねることが必要になります。また、角質層を削るため、紫外線の作用が皮膚に強く出やすいので、日焼け止めをしっかりと使い、直射日光をさけるように注意してください。
適応
- ニキビ
- ニキビ痕
- 色素沈着
- 小じわ
- くすみ
施術の概要
施術の流れ
- 洗顔しメイクを落とします。
- ピーリング剤を塗布します。
- 洗顔しピーリング剤を落とします。
- ビタミンCイオン導入でお肌を整えます。