ビタミンAの誘導体であるレチノイン酸には、皮膚を若返らせる効果があります。通常、30日~40日周期で表皮の細胞は生まれ変わりますが、レチノイン酸を塗ると肌の新陳代謝が活発になり、この周期が20日程度に早くなり、新しい細胞がどんどん出てきて、生まれ変わったようになります。その結果、しみやくすみなどの改善がみられ、また皮膚に張りが出てきて、しわが少なくなります。塗り始めて3日ほどすると、かさつきや赤みが出てきますが、これは薬がしっかりと作用し始めたサインです。通常は2~3週間ほどで自然とおさまっていきます。

この治療法は、東大形成外科の吉村先生が開発された方法です。
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