陥没乳頭・でべそ

陥没乳頭

陥没乳頭は勢容的な問題ばかりではなく、重度のものになると授乳のさまたげになることがあります。そこで手術では、乳頭を充分に突出させることと、授乳機能を温存することとポイントとなります。

手術は局所麻酔で行い、手術後は乳頭を圧迫しないようにガーゼやスポンジを当てます。7日後に抜糸をしますが、抜糸後も医師の許可があるまでは乳頭を圧迫するような着衣は避けてください。

でべそ

ファッションとしてのボディピアスが広まるにつれて、おへそにピアスをされる方も非常に多くなってきました。こうしたこともあり、特に若い女性の間でおへその形に対する関心が高まっています。

でべそとは文字通りおへそが突き出した状態をいうのですが、単に皮膚だけが突出している場合と、腹腔内のヘルニアをともなっている場合があります。ヘルニアをともなっている場合は、お腹に力を入れると、おへそがポコンと飛び出したようになります。この場合はヘルニアとなっている部分を閉鎖する手術も同時に必要です。

手術はともに局所麻酔で行いますので入院はいりません。手術後はおへその深みを保つために、綿球などで圧迫しておくことが大切です。